クロスラインコンプレッションウェア「ランテージ」の着用効果を実証

ランテージ

News Release

筋肉への負荷軽減・心拍数の上昇抑制など運動時のパフォーマンスを改善!
クロスラインコンプレッションウェア「ランテージ」の着用効果を実証
~鹿屋体育大学との共同研究データを日本体育学会第68回大会にて発表予定~

株式イイダ靴下会社(本社:奈良県/代表取締役社長:飯田 拓二)は、鹿屋体育大学と共同でテーピング・着圧・スポーツ向けタイツの機能評価としてテーピングライン(クロス)がもたらす人体への効果の調査と着圧機能がもたらす人体への効果を調査し、筋肉への負荷軽減・心拍数の上昇抑制など運動時のパフォーマンスを改善することを確認しました。本研究成果の調査概要・調査結果の詳細は、日本体育学会第68回大会(平成29年9月8~10日)において発表を予定しています。

【調査概要】
研究題目:テーピング・着圧・スポーツ向けタイツの機能評価
研究内容:
1.テーピングライン(クロス)がもたらす人体への効果を調査する
2.着圧機能がもたらす人体への効果を調査する
研究実施場所:鹿屋体育大学
研究期間:平成28年9月27日~平成29年5月31日

【研究報告】
本研究は、異なる2種類の編み構造によるテーピングラインを備えたタイツの機能評価を目的とした。本タイツが備えるテーピングラインは、大腿四頭筋の機能をサポートするものである。また、本タイツが中高年者の登山愛好家に対し好評であるということから、実験条件の設定には「登山」を想定することとした。

【方法】
測定の詳細については以下の通りであった。
被 験 者:健康な体育大学生男子8名(年齢:21.0 ± 1.0歳、身長:170.0 ± 2.4cm、体重:71.8 ± 5.8kg)を被験者とした。
運動課題:1段の段差が17cmの階段を144bpmのメトロノーム音にあわせ、8階まで(計161段)の階段昇降を5往復させた。
測定項目:
1.表面筋電図による大腿四頭筋活動水準
表面筋電図の導出は、双極誘導によるプリアンプ型筋電図センサ(DL-140, S&ME社製)を用い、内側広筋、外側広筋、大腿直筋の各筋にディスポ型電極(BlueSensor N, Ambu社製)を、電極間距離2cmの条件で貼付して行った。3筋の筋電図振幅値は、被験者の腰に装着した携帯型データロガー(BioLog DL-2000, S&ME社製)を用い、サンプリング周波数1KHzにて記録した。得られたデータは、5往復目の上り最終の10歩、および下り最初の10歩分を解析対象とした。それぞれの筋電図振幅値は、最大随意性収縮時(最大筋力発揮時)における筋電図振幅値を100%とした相対値(筋活動水準:%EMGmax)で表し、3筋の平均値を算出した。
2.腕時計型光学式心拍計による課題運動中の心拍数
Polar社製の腕時計型光学式心拍計(M200)を用い、課題運動中の心拍数を記録し、5往復目の1往復分における平均心拍数を算出した。
3.携帯型呼気ガス分析装置による酸素摂取量(課題運動中のエネルギー消費量)
携帯型呼気ガス分析装置(K4b2, COSMED社製)を用い、課題運動中の酸素摂取量を記録し、5往復目の1往復分における酸素摂取量の平均値を算出した。
4.課題運動直後における自覚的運動強度(RPE: rating of perceived exertion)
課題運動終了直後におけるRPEを、Borgスケールを用いて「呼吸の苦しさ」、および「脚の筋疲労感」について回答させた。
上記について、タイツを履かない「タイツ無し条件(図1a, b)」と、タイツを履いた「タイツ有り条件(図1c)」の2条件で行った。尚、課題運動間には約25分間の休息を設けた。

図1

【結果とまとめ】
課題動作である階段昇降時の大腿四頭筋活動水準は、「タイツ無し条件」において上り局面で23.6 ± 5.0%EMGmax、下り局面で23.2 ± 6.2%EMGmax、階段昇降平均で23.4 ± 5.2%EMGmaxであった。「タイツ有り条件」では、上り局面で20.3 ± 6.9%EMGmax、下り局面で21.2 ± 6.8%EMGmax、階段昇降平均で20.8 ± 6.2%EMGmaxであった(図2)。「タイツ有り条件」で、階段昇降時の大腿四頭筋活動水準は、上り局面、下り局面、およびその平均値ともに、有意に低くなった(P < 0.05)。この結果は、本タイツの備えるテーピングラインの機能により、階段昇降時の大腿四頭筋の負荷が軽減されていることを反映しているものと思われた。

課題動作中の心拍数を安静時からの差分(運動による心拍数の上昇)でみてみると、「タイツ無し条件」が、77.9 ± 11.3bpmで、「タイツ有り条件」が60.4 ± 15.8bpmであった(図3)。安静時からの心拍数の差分は、「タイツ有り条件」が「タイツ無し条件」にくらべ、有意に低かった(P < 0.05)。これは、タイツによる着圧機能による静脈環流量の増加から、心の1回拍出量が増加し、心拍数の上昇を抑制したものであると思われた。

図2

図3

課題動作中の酸素摂取量(エネルギー消費量)を安静時からの差分(運動による酸素摂取量の上昇)で検討すると、「タイツ無し条件」が、18.6 ± 1.59ml/kg/minで、「タイツ有り条件」が18.32 ± 2.23ml/kg/minであった(図4)。階段昇降の課題動作中のエネルギー消費量は、両条件間に有意な差はみられなかった。「タイツ有り条件」で筋活動量が低かったにもかかわらず、酸素摂取量に差がなかったことについては、タイツ着用における体温の上昇が、若干代謝を亢進させたことが関与していると思われる。

課題運動終了直後に、「呼吸の苦しさ」、および「脚の筋疲労感」に関するRPEを、Borgスケールを用いて評価したところ、「呼吸の苦しさ」には両条件間で有意な差はみられなかった(タイツ無し条件:12.4 ± 1.7、あり条件:11.5 ± 1.1)。一方、「脚の筋疲労感」は、「タイツ無し条件」が16.1 ± 1.4で、「タイツ有り条件」が15.1 ± 1.1であり、タイツ着用にて「脚の筋疲労感」が軽減される傾向(P = 0.089)にあった(図5)。

以上の結果から、テーピングラインを備えた本タイツは、登山などのシーンにおいて、膝伸展筋群への負担軽減を図る可能性が示唆された。
図4

図5

【ランテージとは】
ランテージ

機能に比例して高価格となりがちなスポーツウェア市場において、高品質な機能性スポーツアイテムをより多くのユーザーに最適な価格でご提供し、日々のトレーニングシーンやアクティブシーンで愛されるために誕生した「ALL Made in JAPAN」のファクトリーブランドです。

特徴1.着圧製品(コンプレッションウェア)
Runtage(R)の特徴は、足首やふとももなどの部位により異なる細やかな着圧設計。適切な着圧により、ひざの無駄のない可動を促し、また筋肉のけいれんなどを抑えることで、パフォーマンスを向上します。

特徴2.純日本製(All Made in JAPAN)
程よい着圧で穿きやすく、かつ高い機能性も実現できるのは、全商品の全工程を、高い技術力を誇る国内工場にて生産・管理しているから。日本ならではの技術の粋を集めた、機能性に特化した商品です。

特徴3.コストパフォーマンス(High Cost Performance)
スポーツウェアに求められる本質的な機能の提供に最大限特化し、シンプルなプロダクト展開を心がけています。日本製でありながらコストメリットを維持し続けることが私たちの目標であり使命です。

【商品仕様】
サイズ:S/M/L/LL/3L
カラー: グレー/オレンジ/イエロー/レッド/ブルー
素材:ナイロン/ポリウレタン
生産国:日本
価格:¥4,280
プロダクトコード:IF10C

【ランテージ公式サイト】
https://www.runtage.com/

=本件に関してのお問い合わせ先=
イイダ靴下株式会社・ランテージ課
広報担当:伊藤
TEL:03-3660-0875  FAX:03-3660-5505
E-mail:y.ito@iida-socks.co.jp
WEB:http://www.iida-socks.co.jp/

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