熊本ヴォルターズに聞く!コロナ禍でのオンラインファンサービスという選択

記事引用:Fanimedia 

こんにちは、Fanicon運営の小野です。

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Fanimedia

今日は、このコロナ禍でFaniconをスタートしてくださった熊本ヴォルターズの運営スタッフ五瀬さんにインタビューをさせていただきました!

これまでスポーツチームとして、対面が当然だったファンとのコミュニケーション。コロナ禍でファンと向き合うための選択肢としてFaniconを選んでくださった理由や熊本ヴォルターズさんのファンへの想いを聞くことができました!

熊本ヴォルターズさんの現状

ーーまず、今シーズンはB1への昇格をかけた試合が10月に始まったり、ゆかりのある益城町体育館の震災以来の再開など、熊本ヴォルターズさんにとって非常に意味のあるシーズンになりそうですが、お気持ちとしてはいかがでしょうか?

五瀬氏:
熊本ヴォルターズとしてはB1昇格を3年連続逃してしまっているんです。それに加え、昨シーズンはコロナで中断。。。やや低迷しかけた状況から巻き返しを図るという意味では、今シーズンはとても重要な1年になると思います。益城町体育館の再開も、実はついこの間の7月で、これからメモリアルマッチ等、復興の象徴となれるような試合をしていけたらと思いますので、その面でも意味のあるシーズンになりそうです。

また今シーズンは若手主体のチーム編成で、クラブとしても新しい挑戦になります。昨シーズンは中断になってしまいましたし、選手たちも『今年こそは』という気持ちだと思います。
ファンの皆さんに対しても、このオフシーズンはあまりいいニュースを出せてこれなかったので、これからもっとワクワクをお届けするために頑張っていかないと、という身の引き締まる気持ちでいます!

ーー今回新型コロナウイルスの影響を受けて、ファンと接する機会もかなり減ったと思いますが、どんなところに苦労されましたか?

五瀬氏:
思い悩むことが多かったですね。。。
中でも、シーズンが中断になったことが一番辛かったです。最終戦に向けてどんどん盛り上がる時期に、突如試合が無くなってしまった。ファンの方に向けてお見せできるものがなくなってしまったのは辛かったし申し訳なかったです。
ファンサービスというものは、対面してこそだと思っていたのですが、大規模イベントや対面のサービスを自粛する風潮になり、今までのようにはいかなくなったため、とても悩みました。オンラインでファンの皆さんにご提供できるものってどんな形があるんだろう、何を期待されるんだろうというのは、今も試行錯誤しながら考えています。

ーーSNS運用やオフィシャルサイトの運営等、ファンの皆さんに向けた発信にもコンスタントに取り組まれている印象でしたが、やはりこういった情報発信は大事なのでしょうか?

五瀬氏:
そうですね。うちはまだまだ足りていなくて、もっと頻度高く、細かい部分まで頑張らないといけない状況です。特にBリーグはスマホファーストと言われたりもしているので、他のクラブと比べると追いついてない部分も多いです。早急に力を入れないといけない分野だと感じています。
中でも、どういうテイストで発信したらより多くの方に喜んでもらえるか、正しく伝わるかというのは、常に考えています。ファンの方によって求めていることも違ったりして、もっと色んな企画に取り組んでいかないと、と思っています。

ーーヴォルターズパークにある農園でのオンライン収穫祭など、時代や情勢に合わせてファンに向けた取り組みをされている印象でしたが、この収穫祭はどうでしたか?どんな思いで取り組まれたのでしょうか?

五瀬氏:
ヴォルターズ農園は、熊本ヴォルターズの練習場「ヴォルターズパーク」設立プロジェクトの一貫でスタートした企画です。
パーク自体はまだ計画段階で、これから益城町に練習場兼、地域の方・ファンの方が集える複合型施設を作りたいという思いのもと準備を進めています。
オンライン収穫祭自体は他のクラブで行なっていない新しい取り組みで、農園がある『島田地区』の方々と企画した、思い入れのあるイベントです。パーク自体はまだまだ計画段階ですが、地域の方と向き合い、実現に向けて進んでいけたら、と思います!

ーーそれ以外に、地域の方とのコミュニケーションのために取り組んだことなどはありますか?

五瀬氏:
地方大会の開催準備やバスケットボール教室など、表から見えない部分での交流は断続的に行っていますが、正直なところ、ここ数ヶ月はコロナの影響で例年に比べるとほとんど動けていないんです。新しい形のコミュニケーションの取り方をしていかないとどんどん希薄になってしまうと感じています。ファンの方とも『どれだけオンライン上で密になれるか』をテーマにこれから長期的に考えていきたいと思っています。

Faniconを選んだワケ

ーーFaniconを導入することを決めたきっかけはなんですか?

五瀬氏:
この数年、ファンの方に向けたサービスに課題を感じていました。よりヴォルターズを身近に感じていただき、ファンの方と気軽に意見交換ができる環境をつくるのに、Faniconは最適だと感じました。
またコンテンツを入れて、私たち自身もファンの方とより身近に接することで、スタッフ1人1人がファンサービスに対する考え方を変えていけたらと思い、導入を決めました。

ーーFaniconで一番活用したいと思う機能は何ですか?

五瀬氏:
実は、特定の機能が決め手になったというわけではなく、なんでもできることが嬉しかったんです。グルチャ、スレッド、タイムライン、ライブ、アーカイブ、、、全部網羅されていることが、めっちゃありがたいです。笑
また、導入コストなくやれるのは大きなポイントになったと思います。具体的な施策に悩んでいる状況で、コストがかからず出来ることが多いのは魅力的でした。

ーーFaniconもこれから本格的にスタートして行かれると思いますが、お気持ちはどうですか?

五瀬氏:
初めての取り組みなので何もかも楽しみです!実際に選手が登場したときにどんな反応があるのか、不安半分楽しみ半分という感じです。

ファンへの想い

ーー熊本ヴォルターズさんがファンに対してできることを真剣に考えていらっしゃることがわかりました。熊本ヴォルターズさんが、ファンを一番意識するのはどんな時ですか?

五瀬氏:
一つに絞り切れないですが、、会場やバスケットLIVE、SNS等で声援を送ってくださっている時です。どんなに負けが続いても、応援してくださる方の存在を感じる時に、「この方々の想いに応えたい」と強く思います。特にこのオフシーズンは色々なことがあり、申し訳ない気持ちで一杯になる時も多かったのですが、クラブのためにご意見を寄せていただき、支えてくださった皆様への感謝の気持ちが大きいです。この10月開幕戦からは、気合を入れ直してこの恩を返していきたいです。
2年前、シーズン終わりにプレーオフといって昇格を懸けた戦いがあったのですが、結果ホーム戦5試合中1試合しか勝てなかったことがありました。ファンの方にとっても、選手にとっても非常に苦しい5日間でした。そんな中、負けても負けても応援を続けてくださるファンの皆さんの姿、ともに涙を流してくださる姿…SNS上での “また前向いて頑張るんだ”、”こんなところで負けるか”という熱い言葉を見たときに、やっぱり熊本のファンの方は何かが違うと感じました。熱量と地元への思い、愛着をとても強く感じた瞬間でした。
熱く温かい皆さんの想いに、必ずや報いるシーズンにしたいと思います。

ーーそれを思うと今シーズンはかなり身が引き締まる思いですね。いよいよ10月3日が開幕戦となりますが、今のお気持ちをお願いします!

五瀬氏:
コロナの影響、会社やコーチングスタッフの体制変更でバタついたオフシーズンでしたが、チームも、フロントも、新しい体制の下で全力を尽くしたいと思っています。決して環境を言い訳にせず、置かれた状況下で邁進していきます。最高のシーズンにできるよう、クラブ一丸で頑張ります。

ーー私たちも、応援しています!最後に一言お願いします!

コロナ禍で、会場の運営面やサービスの在り方など、例年より難しいシーズンになると思っています。でも、出来る限り安心して来場していただけるように細心の注意を払って会場づくりをして待っています!
それから、Faniconを始め、新しい企画にもたくさん挑戦していくつもりです。
ファンの皆さんも、是非思っていること、感じていることを気軽に教えてください!より皆さんにとって居心地の良いクラブをつくれるよう、スタッフ一同努力していきます。
今シーズンもご声援お願いします!会場でお待ちしております!

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ーー私たちもFaniconを通して、全力でサポートさせていただきます!今日はインタビューありがとうございました!

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