- 2016-10-18
- コラム
記事提供元:心と体のストレスケアマガジンWASA-V
=WASA-V アサイー&プロテイン プレゼンツ=
キレイ女子7つの秘訣
スポーツ・フィットネス・カルチャーなど日々目標に向かって努力する女性の健康と今後の活躍を応援するWASA-Vビューティーサポートプロジェクト企画第三弾は体の内側と外側をキレイに保つ秘訣を各業界のプロフェッショナルにインタビューしていきます。
第二回目のゲストは新谷奈津美さん
プロフィール
長野オリンピックでモーグル競技を知り、中学卒業と同時にモーグルを始める
16歳から公式大会に参戦し着実に実力を上げていくが26歳の時に靭帯のけがにより休養
その際に結婚・出産し28歳で現役復帰を果たし、美女ママアスリートしてメディにも多数出演。
2015年の全日本選手権を最後に引退。その後アスレティクトレーナーの資格を取得し起業。
現在は2022年北京オリンピックで金メダル獲得の夢を掲げ現役復帰。
食の秘訣
健康とキレイを保つ食事の方法や実践していることがあれば教えて下さい。
何か特別な事はしていません。
ただ、自分の身体が伝えてくれている信号を見逃さないようには気を付けています。
例えば、焼き肉を食べた次の日の朝は少し目覚めが悪かったりします。
反対に、フルーツや野菜を多く取った翌朝は、普段通りの心地良い目覚めです。
ですから、私の場合お肉系が食べたいなら夕飯の時間を早めにするとか、野菜と一緒にとるようにするとか、自分独自の工夫ができます。
こういう身体に現れる違いを日頃から気にしていると、何か情報に惑わされず、「自分の健康 」を高めることに繋がるのではないかと、思っております。
運動の秘訣
健康とキレイを保つ運動の方法や実践していることがあれば教えて下さい。
毎朝、ただ直立する時間を5分~15分ほど取っています。
この時間で、自分の姿勢をニュートラルポジションにリセットするのです。
身体や精神が受けたストレスは必ず身体に現れます。
例えば、前日デスクワークが多かった場合、腰や肩の周りの関節がギシギシに固まっています。
そのギシギシのまま1日をスタートさせるのではなく、ニュートラルに戻し、ストレスゼロの自分にしてから1日をスタートしたほうがいいですよね!
1日2日続けたくらいではまだ自分のニュートラルポジションを見つけることは難しいのですが、毎日続けていると、全身の力が抜けている、ちょうどいいポジションを見つけられるようになります。 プラスの事をするという発想よりも、プラスマイナスゼロの自分を常に感じるように意識しています。
睡眠の秘訣
健康とキレイを保つ睡眠の方法や実践していることがあれば教えて下さい。
脳内ホルモン・セロトニンをコントロールできるように只今訓練中です。
セロトニンが多く分泌されると、睡眠時にメラトニンという睡眠ホルモンに切り替わり、良い睡眠がとれると言われています。 私は、睡眠前に5分~10分ほどゆっくりとした一定のリズムの深呼吸を行っています。
これによって、リラックス効果が増し、セロトニンが多く分泌されます。
だんだんとこれがうまくいくようになり、良い睡眠ができているのを感じています。
美容の秘訣
健康とキレイを保つ美容の方法や実践していることがあれば教えて下さい。
お肌が発信している情報を聞き逃さないように常に注意しています。
我慢ばかりした翌日にはニキビができていたりもします。
そこで、「あぁ、肌あれちゃった」と落ち込まず、「昨日何があったっけ?」と前日の出来事や最近ストレスになったような事を思い出します。
それを反省し、次に繋げればいいと思っています。
「肌あれちゃったなー」「ニキビになっちゃったー」と落ち込んでいては益々お肌の調子は落ちてしまいます。
心の秘訣
普段の生活でストレスをためない工夫や解消方法があれば教えて下さい。
ストレスを認めるようにしています。
ストレスを回避しようとすればあとからツケが回ってきますし、回避してしまった逃げた自分にすら嫌気がさしたりします。
それでは何も解決しないと思うので、「ストレス」となっている出来事ととことん向き合い、良い方向へ解決できるように考えます。
例えば、私は結婚して夫とは最初の2~3年は今よりケンカが多かったです。
しかし、「価値観の違い」とか「性格の不一致」なんて当たり前なので、ケンカする事によってだんだんとそこらへんの食い違いがなくなってきました。 今では似ている部分と正反対の部分をお互いにはっきりと理解しています。
ストレスは自分を成長させてくれる大切なチャンスだと思うように心がけています。
仲間の秘訣
現在の活動を応援してくれている仲間へのメッセージをお願いします。
いつも応援していただきありがとうございます。
2022年へ向かって最初は私一人の挑戦でした。
決意表明から半年。
この「人生を掛けた挑戦」に純粋に共感していただいている方が沢山いらっしゃいます。
そして、そのお一人お一人の声援が良い意味で重く、自分自身に響いています。
力を感じます。
目標を達成したその暁には「ありがとうございました!」ではなく、
みんなで一緒に「やったーーー!!」と言いたい!
そのくらい、今のこのチャレンジが私一人のものでは無くなってきています。
これから、あと5年数か月。
長いようできっとあっという間です。
皆様と一緒に勝ち抜きたい!! これからも宜しく御願い致します!!!!
目標の秘訣
今後の目標を教えてください
2022年冬季・北京オリンピックモーグル競技にて金メダルを獲得する事が目標です。
2015年3月に15年間続けていたフリースタイルスキー・モーグルを引退しました。
その15年間で得てきた経験を多くの人に伝えたい!と思いトレーナー活動・セミナー講師をしてきました。
ですが、「伝える」仕事をしていく中で、自分のやり残しに気付きました。
「本当に世界を自ら取りに行ったか?」
そう自問自答してみたら自身がありませんでした。
次に、思ったのは「死ぬときに後悔したくない」 これでした。
現在32歳。
4歳の娘を育てる母であります。
スポーツ界の常識、日本の常識はもしかしたら私の生き方とは別の方向にあるのかもしれません。
が、今やらなかったらこの人生を後悔する事になる!!
そう思い、決断しました。
「2022年北京オリンピックで金メダルを獲得します!」
2016年4月都内某所にて
更に私は「母」である事は強みであると考えました。
母になって強くなった事・出来るようになった事・見えるようになった事
沢山あります。
これをうまく活かしていけば、子育てと自分の夢を両立する事は可能だと感じています。
「女性の出産=引退」
まだ世間ではこのようなイメージは各業界でささやかれている事と感じます。
しかし、母になるには相当な覚悟があり、命を懸けて出産をするわけです。
そんな経験をした「母となった女性の強さ」を世の中に知ってほしい。
母になってから初めて「オリンピック」を目標にした私が証明します!
記事提供元:心と体のストレスケアマガジンWASA-V