食後の状態でまるわかり!体と食べ物との相性とは?!

記事提供元:心と体のストレスケアマガジンWASA-V

東京近郊のフィットネスクラブやスタジオで、ヨガを主としたインストラクターとして17年。また、介護予防運動指導員として各自治体の高齢者体操教室で教えたり、食育指導士として専門学校の非常勤講師や食育セミナーの講師を務めたりと精力的に活動されている内藤さん。運動と食事の両面から<健康>と<美>にアプローチし「心身ともに真の美しさを保つ」ことを信条として指導している、との言葉どおり、スレンダーな体形と女性らしい仕草、澄んだ声が印象的な彼女にその<健康美>の秘訣を伺った。

食後の状態でまるわかり!?体と食べ物との相性

3年半前に食育指導士の資格を取ったという内藤さん。通じて得た知識がきっかけとなり、食べ物や食事への意識もずいぶんと変わったのだそう。単に栄養素やカロリーなどで選ぶのではなく、もちろん食材の好き嫌いだけの話ではない。今の自分に必要なもの、すなわち自分の体といま相性が良い食べ物が自ずとわかるようになった。年齢が上がるにつれて体形も変わってくれば、体に必要な栄養素も変わる。同様に、食べ物や味付けの好みも変わってくるものだが、たとえ好きでも体には合わない食材が出てきたのだという。昔のようにはおいしく食べられない、以前は避けていたけれど最近これを食べると調子がいいといった具合に、体の反応は自分が思っていたこととは違う、意外な結果を見せるのだそうだ。また、それらの反応やそのときの状況を踏まえ、より今の自分に合う食材、料理法などを見つけ出し、食事バランスに気を付けているとのこと。

「とにかく自分の体に注目して、自身の状態を理解すること。疲れたときは肉といった<定説>にとらわれたり、インターネットやテレビ番組などで<これが○○に効く!>と知るとそのまますぐに取り入れたりする方がいらっしゃいますが、情報はすべて一概に正しいとは限りません。合う人も合わない人もいれば、効果の度合いも違います。日々の食事もしかり。食後のご自身の体の反応をしっかり見て、自分に本当に合うものを選ぶように

してあげてください」とやさしく注意を促す。

そう、これだけ周囲に情報があふれると、つい流行り物や売れ筋ランキングに振り回されてしまうのが人というもの。また「自分の体の反応」なんて、いろいろ勉強した人だからこそわかるのもので、私たちにはとうてい無理では…と言い訳をしかけたら、実はそうでもないらしい。「ある程度食についての知識がある専門科の学生ですら、自身の食生活はひどいもの。時間がないからと、スナック菓子で済ませてしまう人もいます。知識も実生活に生かせなければ意味がないし、知識がなくても意識さえできれば体の声は拾えます」との心強いお言葉。「特に、食後の自分の体に注目してみれば、意外と簡単にわかりますよ」と内藤さん。どうやら食後1~2時間の体の状態でジャッジできるらしい。たとえばランチ後、外出で電車に乗るとする。その移動時に、座って揺られながらなんとなく体がだるかったり、変な眠さに襲われたりしたら、ランチで食べたものが今の体に合っていないサイン。決して眠気がNGなのではなく、すっと眠りに落ちて降車駅でスッキリ目覚められる分にはまるで問題なく、むしろ体に合っている証拠なのだとか。

そんなにすぐ反応が出るもの?体のだるさなどは前の日の疲れや食事、飲酒状況で決まるのでは?と素人の石頭はつい勘ぐってしまうのだが…

もちろん胃の消化具合もあるし、その日の体調にも左右されるが、それとは別に、食後すぐの状態で食べたものとの相性が顕著に表れるのだそうです。

皆さん、ぜひランチ後の体の状態にご注目ください!大好きな人との相性も実に気になるものですが、食材との相性についても新たなうれしい発見があるかもしれませんよ。

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