食習慣を変えるだけで生涯勝ち組!~健康なココロとカラダづくりに意識したいちょっとした習慣~

記事提供元:心と体のストレスケアマガジンWASA-V

ヘルスプロデューサー園部美津子が健康情報や現代の社会人が抱える悩み、ストレスなどに着目しながら、生涯あなたらしく健康的にイキイキと過ごしていくための「ちょっとした習慣」をご提案します。

第一回目はいま検索ワードで上位に上がるほど多くの人が気になっている!という「腸内フローラ」に着目していきます。腸はストレスの影響を受けやすい所。しっかりとケアをしてストレスに負けないイキイキライフを送っていきたいですね♪

などと言っている私も、過去にはストレスから体調を崩し自律神経失調症、摂食障害を経験した、医師のお墨付き不健康人間でした。。。2年前は膠原病予備軍とも診断され、仕事ができない状態に。それでも今元気に仕事ができているのはそこから食習慣を改善し、ストレスを溜めないライフスタイルを心がけてきたからだと思います。そんな実体験も交えつつ、私ならではの<生活に役立つ健康情報>をお届けしていけたら幸いです!

腸内フローラ中心の生活が健康の鍵!

いまメディアでは健康をテーマにしたものが溢れていますね。それだけ現代の日本人が「健康なココロとカラダ」づくりに興味、関心が高いということでしょう。しかし、生活習慣病を中心として悩みを持っている方が年々増加しているのは事実。それはなぜなのでしょう?

実は、健康づくりにとても熱心な日本人が意外と軽視している「あること」がその鍵を握っているのです。それが最近注目を集め出した「腸内フローラ」。みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 腸内フローラの呼び名は、小腸の下部から大腸にかけてびっしりとひしめき合っている5万種類以上約1000兆個にもなる多種多様な腸内細菌の様子が、まるで広大なお花畑≪フローラ≫のように見えることから。驚いていただきたいのは腸内細菌の数。私たち人間のカラダは約60兆個の細胞で成り立っていると言われますが、腸内にはその16倍以上もの腸内細菌が存在しているのです。そんな膨大な数の腸内細菌が集まる腸内フローラは、あなたの想像をはるかに超える、健康との密接な関係があるのです。

腸内フローラに存在する3つの菌

腸内細菌には3つの菌が存在します。1つは健康づくりのために様々な仕事をしてくれる「善玉菌」、もう1つは有害物質をつくり出しがんや生活習慣病の原因物質になる「悪玉菌」、そして善玉菌・悪玉菌の優勢な方につく「日和見菌」です。腸内細菌が悪い状態であれば、腸内フローラもそれに比例します。

腸内細菌の理想的なバランス

腸内フローラを元気に保つためには先に述べた3つの腸内細菌の理想的なバランスがあります。そのバランスとは、善玉菌が20~30%、悪玉菌が10%、日和見菌が60~70%と言われています。すべてが善玉菌で悪玉菌は0という状態が最高なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、悪玉菌の中にも良い役割をしてくれるものもいるのです。また、善玉菌は悪玉菌と戦うことでその良さが発揮できるようなケースもあります。アレルギーやがんの原因物質にもなる悪玉菌が完全に「悪」ではないというところ、人間のカラダは面白いですね。

腸は内なる肌だった!美肌作りはまず腸を見直すことから始めましょう

女性は特に、便秘になると肌が荒れたり、お腹の調子が良くないとお化粧のノリが悪かったりした経験がありますよね?腸と肌は密接な関係にあり、腸内をきれいにしておくことは高い化粧品を使うことよりも美容効果があると言われています。その理由としては、腸内で肌をきれいに保つために必要なビタミンCなどを合成する酵素を作っているからです(酵素については後々着目していきますね)。便秘などの影響で腸内環境が悪化し悪玉菌が優位になると、酵素をつくる働きも低下し美肌作りに必要なビタミン合成に影響してきます。美肌作りに力を入れたい人は、洗顔料や化粧品類を見直す前に腸内フローラを元気にすることにも注目してみてくださいね。

幸せも、ワクワクも、全て腸がつくり出していた・・・?

人が幸せやワクワク感を感じているとき、体内からはセロトニンやドーパミンという別名「幸せ物質」が出ています。実はこれらの元となる物質を作り出しているのは腸内フローラなのです。私も過去摂食障害とうつ病を経験しましたが、日頃のストレスが全て食欲につながり、ものすごい量の食べ物を、しかも加工食品や添加物だらけの物を口にしていました。その結果、腸内は悪玉菌優位となり、最悪な環境に。幸せ物質をしっかりと合成できなくなっていました。ココロが晴れない→食べることでそれを埋める→悪玉菌増加→幸せ物質の合成がスムーズにいかない→ココロが晴れない→また食べる・・・この悪循環が起こり最悪な結果=病気に。病気には必ず原因があるのですね。

ストレスには色々な形があり人それぞれ何がストレスになるかは違いますが、腸のことを頭に入れてストレス発散が食だけに向かわないよう気を付けていきましょう。

まとめ

あなたの健康の鍵を握る気になるパートナー「腸内フローラ」は、美容など見た目でわかる箇所以外でも、生活習慣病や精神的な疾患などにも影響を与えます。次回はあなたの健康に大切な<パートナー>を万全に保つための食事方法をご紹介しますね。

今回お伝えしたい「健康なココロとカラダづくりに意識したいちょっとした習慣」は、≪自分自身のココロとカラダの健康状態に関心を持ち正しい知識を得る≫ことです。まさに今このページに辿り着き、このコラムを読んでいただいているあなたの行動を習慣にしていただきたいです。ウェブだけでなくTVや新聞からでも構いません。「無知はコスト」という言葉がありますが、最初は頭でっかちになったとしても知って生活するのと知らないで生活するのとでは将来大きな差が出てきます。ちょっとした時に目や耳を傾ける習慣をまずは身につけていきましょう。あなたの毎日がいまよりも健康で幸せになりますように♪

■プロフィール■

園部美津子(そのべみつこ):ヘルスプロデューサー
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大学入学と同時に大手フィットネスクラブでアルバイトを開始。スタジオインストラクター、パーソナルトレーナーとして人の健康をサポートする仕事に魅力を感じ、卒業と同時にフリーランスに。格闘技エクササイズ団体BRAFTに所属し、スタジオインストラクターとして活動するだけではなく、各種プログラム開発や新人トレーナーの育成、社内研修などを担当。フィットネスモデルとしても活動し、トレーニング本のメーンモデルなども務める。また、はフィットネスクラブだけではなく、大手商社や大手メーカーの出張トレーナーとしても活動中。

並行して、自身が体調を崩したことをきっかけに食生活の大切さを実感し、アメリカ・ニューヨーク市で「healthyなライフスタイル」を広める団体KD KITCHENで栄養学を学び、認定インストラクターとなる。自身が開催するクラスは、「ヘルシーだけど満足感もある、美味しくおしゃれなレシピが自宅で簡単に作れるようになる」と、女性だけではなく男性にも好評で、全体のリピート率は9割を誇る。現在は運動指導者と食事指導者双方顔を持ち、一人でも多くの人のココロとカラダを健康的に幸せにしていくために、健康に関する幅広い啓蒙活動に力を入れている。

◇ヘルスプロデューサー園部美津子が開催する<325’s KD KITCHEN>
情報の詳細は→http://ameblo.jp/micco325/
・Facebook www.facebook.com/kdkitchen.mitsuko
・Instagram @mitsukosnb
・Twitter @mitsukox325x

本記事の引用元:心と体のストレスケアマガジンWASA-V・食習慣を変えるだけで生涯勝ち組!~健康なココロとカラダづくりに意識したいちょっとした習慣~

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