スポーツ用品店開業ノウハウ【番外編】

店舗経営には多くの先行投資(店舗家賃、内装、人件費、光熱費等、、)が必要になります。
では、多くのリスクを抱えなくても物販事業をするにはどのような販売の仕組みがあるかを記載していきます。

店舗を既に運営している場合の販売方法例

■催事 / イベント型販売

メーカー担当者の協力で対面で商品の良さを目に見える形で説明販売をします。
スポーツ・フィットネスジムでは商品の在庫を抱えずに開催出来るのでスタンダートなプランとなっています。

メリット:在庫リスクがない
デメリット:事前のPRや販売スタッフの協力で結果が左右されてしまう

■展示 / カタログ型販売

サンプル商品の展示及びカタログで注文を受けてからメーカーへの注文を行う。

メリット:在庫リスクがない
デメリット:すぐにほしい顧客への販売機会を失う可能性がある

それでは本題の店舗を持たない販売方法について

■既存顧客への提案

プロパンガスの会社がウォーターサーバーの代理店として成功している事例をご存知でしょうか?まったく商材としては違いますがお客様の属性と取引方法も似ている為に一石二鳥になっています。

このようなパターンは多くの可能性を秘めています。

★デイサービス会社によるインソール販売(高齢者の転倒防止対策)
★OA機器レンタル会社による置きサプリメント事業(社員の福利厚生)
★幼児教室会社による運動ツールを使った通信教育DVD販売(コンテンツ販売)

既にお客様との信頼関係が出来ていればニーズの把握も容易ですし購入(導入)して頂ける可能性も上がってきます。

メリット:顧客単価の向上が見込める
デメリット:新たな取り組みに社員の理解が必要

■間借り販売

スポーツジムやアミューズメント施設前の空きスペースを時間レンタルして出店出来るサービスや既存の店舗の空いた時間でお弁当販売を提案する事業など間借り販売のサービスも存在します。
店舗運営企業にとっても新たな集客や利益になる提案であれば交渉の余地はあるのではないでしょうか?

参考サイト:軒先.COM http://www.nokisaki.com/

メリット:店舗投資の前にテストマーケティングが可能
デメリット:本格的な取り組みの際は事業計画など経営スキルを必要とする

他にも様々な方法がありますが今回はスタンダートなものだけ御紹介でした

販売に関しては集客についてのコラムもご覧ください。

スポーツ施設販売促進企画のテクニック①

スポーツ施設集客のテクニック①

スポーツ施設集客のテクニック②

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この記事の著者

朝倉 新

朝倉 新

株式会社Keep up 代表取締役
一般社団法人アスリートエール理事

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