アクティブシニアの市場動向【スポーツ編】

シニア市場開拓

シニアの若者化?!間違いだらけのコミュニケーション

子供頃の20歳は大人?20歳からみた30歳は大人?50代からみた40代は?
少子高齢化の中で唯一需要が拡大傾向にあるシニアマーケットですが求められるのは“今の時代”に合ったサービス提案です。本コラムではアクティブシニア向けの商品開発、販売について見落としがちなポイントを掲載していきます。

そもそもアクティブシニアの定義とは?

終戦直後の1947(昭和22)年から49(同24)年に生まれた全国700万人の高度成長期の大量消費を経験した「団塊の世代」が現在アクティブシニアと呼ばれています。

現在の市場データと予測

(1)50歳以上の割合は2005年には全体の4割、2030年には5割を超える
シニア流通データ

資料:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)」より

(2)高齢者が優先的にお金を使いたいもの(複数回答)
健康維持や医療介護のための支出 42.3%
旅行 31.7
子供や孫のための支出 29.0
住宅の新築・増改築・修繕 18.3
冠婚葬祭費 14.9
友人等との交際費 12.3
家電等の購入 9.3
自動車等(オートバイを含む)の購入・整備 7.9
自己啓発・学習 6.0
衣料品の購入 3.4
家具等の購入 1.7
通信・放送受信(携帯電話、インターネット等を含む)1.6
その他 2.2

(3)シニアの市場動向/健康投資分野
フィットネスクラブ等を運営するセントラルスポーツでは50代、60代以上の会員が年々増加(2007年3月期時点)、全体の4割近くを占めている。
健康面でシニアの関心が高いのが生活習慣病。その低減・除去に役立つように作られた特定保健用食品の市場は右肩上がりで伸びている。
アンチエイジングに分野でもシニア層の顧客が増大している。

統計的なデータでは見えない現場の需要

シニアのイメージで商品を開発する際にまず考えなければいけないのは

(1)機能性
(2)デザイン
(3)広告

通常の商品開発でも同様の手順がありますので一見間違いはないように感じますが

機能性については
身体の機能が低下している状態では使用が難しいものが沢山あります。
歩行をサポートする為に締め付けがきついウェア類や服用するのに大き目な錠剤など、年代層が若ければ問題にならない部分もそのまま流用することが出来ないことがあります。

また、デザインに関してですが今あるシニアのイメージ(グレー?)はあくまで過去のマーケティングイメージであり落ち着いていながらも洗練されたカッコよさが求められます。

参考例:サントリーウィスキー
http://www.suntory.co.jp/whisky/hibiki/lineup/non_30years.html

広告についてもシニアに今現在、一番響くのはTVを中心としたマス媒体ですがインターネット利用率が9割を超える現在の40代がシニア層になったときは広告戦略も変わるでしょう。

冒頭のタイトルに記載とおり、気持ちは20歳若くのイメージと機能性を兼ね備えた製品力に加えて商品・サービスを“どこで”購入出来るようにするのか流通開拓の際は是非お考えください。

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この記事の著者

朝倉 新

朝倉 新

株式会社Keep up 代表取締役
一般社団法人アスリートエール理事

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