店舗・施設運営コスト削減方法【小規模フィットネスジム編】

店舗・施設運営に関しては売り上げの向上策だけでなく既存の運営コストを削減することも重要な課題です。サービスの質を落とすことなく効率的な施策例を記載していきます。

まず、コスト削減に関しての認識についてですが

100万円の利益(純利25%と仮定)を上げる場合は
400万円の売上-経費(仕入・人件費・設備費等)300万円=100万円の利益

極端に言えば100万円の経費削減は新たな400万円の収益とイコールになります。

ここで重要なのが将来の為の投資を全て削減してしまうと売上の低下に繋がってしまうことです。

投資的なコスト例
人材:人材採用、教育
施設:店舗設計、設備(ITプログラム含む)導入
集客:広告、宣伝、イベント開催

他にも挙げていけばキリがないですが売上を上げるには以前のコラムで書いた様に
顧客数×単価×回数 になります。

固定経費としての割合が大きい人件費の削減はどうしても考えがちですが
スタッフのフォローが少なくなれば利用客(顧客数)が少なくなり
それに伴いサービスの品質が下がることで単価を上げることは難しく、利用頻度も低下する可能性があります。

他にも広告や広報活動予算を削ることで入会より退会の割合が徐々に増えていってしまう

新しいプログラムやマシンを導入しなくなることで利用頻度が下がっていく 等々

そこで提案したいのは単純な経費の削減策ではなく
業務効率化をベースとした新たな考え方です

<消耗品の一括買い入れ交渉>
スタッフユニフォーム
タオル、バス用品(ボディーソープ、シャンプー)
カード発行機
管理用ソフト、PC機器
トレーニングツール
フィットネスマシン
ウォーターサーバー
飲料水
販売用プロテイン、サプリメント
消臭、除菌剤

仕入問屋毎に商品の卸値が変わるので高品質で一番良いものを最安値で購入することで現在の消耗品に掛る費用の削減が可能です。

sporyubanner

スポ流モールは登録無料で各商品の卸値が観覧可能です。
WEB決算可能で掛け売りにも対応しています。

他にも経費削減方法としてスタンダートなのが光熱費の削減施策です。
一般家庭では小さい積み重ねのイメージがありますが大規模施設となれば設定や契約業者によって大きく金額が変わっていきます。

また、もう少し踏み込んだ経費削減方法としては広告、広報業務の最適化があります。
新規顧客の集客において地域住民へのポスティングや媒体への広告出稿しかしていないケースが多々ありますが本来であれば

見込み客の集客 → トライアルプログラム実施 → 入会 → 定着化 → 入会者の紹介

上記のように入会から通うことを定着化する仕掛けと仕組に合わせて、利用者が新たな入会者を連れてきたくなるような広報企画が必要です。

同じ広報予算の中でいかに効果の上がる仕組みをつくるかも経費削減の枠組みとして考えてみてはいかがでしょうか?

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この記事の著者

朝倉 新

朝倉 新

株式会社Keep up 代表取締役
一般社団法人アスリートエール理事

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