①高齢化社会に対応できるトレーニングの展開を

axis01

文: 小島沙穂

高齢化社会に対応できるトレーニングの展開を

動き工房AXISヒューマンパフォーマンスラボ 主宰 瀧本 修氏
厚生労働省によると、2025年には高齢者人口が約3,500万人に達すると予測されています。健康推進の取り組みが全国の自治体で進められる中、フィットネス事業にも地域包括ケアにつながるサービスの提供が求められています。介護予防や健康増進事業に厚く、動き工房AXISヒューマンパフォーマンスラボを主宰し、さらに2014年より社団法人ジャパン・イージーエクササイズ・トレーナーズ協会(JEETA)(以下「JEETA」)の主軸メンバーとして、トレーナー活動およびトレーナー育成活動に活躍中の瀧本 修氏に、理想的な運動についての考え方と、今求められている介護予防活動についてお話をうかがいました。

axis08

まずは正しい運動の仕方を知っていただく=原点は「姿勢と呼吸」

私のトレーニングの指導では、間違ったトレーニング方法を修正し、正しい姿勢(脊柱・骨盤のアラインメント)と呼吸のコントロールをベースとした原点回帰型のプログラムが主となります。

運動をはじめる前に、まず自分の身体の特徴に“気付く”こと。それを飛ばして運動をはじめても、なかなか効果は上がりません。個人個人の身体のゆがみや硬さなどの特性を知り、課題をひとつずつ改善することで、パフォーマンスはグンと向上するでしょう。その上で、私のトレーナー経験を元に開発したプログラムをお客様に実践いただくことで、高い効果を感じていただけるかと思います。

お子さんや一般主婦、社会人、そして一流アスリートまで、あらゆる層のニーズに応え、それぞれの目標にあわせたトレーニングの提供を心掛けています。

axis05

ツールの活用で楽しくエクササイズ :「エンジェルポール®」と「アシストベルト」

私や私の仲間のトレーナーは、私の考案した「エンジェルポール®」や「アシストベルト」、その他一般的なツールを活用したトレーニングを提供しています。

「エンジェルポール®」
肩甲骨は本来、鳥の翼のように自由自在に動かせる部分です。しかし、私たちは日常生活の中で、肩甲骨を意識して動かす機会はほとんどないため、肩甲骨は柔軟性を失い、骨格のバランスが崩れ、筋肉の動きも悪くなり、代謝も落ちて太りやすくなってしまうのです。そこで創案されたのが「エンジェルポール」です。肩甲骨の立体的な動きが可能になり、
また、形状や固さからマッサージに近い効果も期待できます。

「アシストベルト」
アシストベルトは平たいゴムベルトを2枚重ねた構造になっています。ゴムチューブ同様に弾性を利用したトレーニングができますが、大きく違う点はアシストベルトを筋肉に見立て運動感覚を呼び覚ますというものです。外面的な運動は誰でもできますが、運動をしても身に付かないのは内面的な認知運動を行っていないからです。この外面的運動と内面的運動により、私の「瀧本メソッド」(ムーブメント・コグメソッド)が具現化され、そして介護予防運動と繋がるのです。要は正しい動作の習得や歩行訓練のプログラムなのです。

 

②へ続く>>

この記事の著者

小島 沙穂

小島 沙穂

株式会社Playce エディター・ライター

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る