スポーツ用品、健康関連グッズ販売の為の仕入れ方法②

スポーツ用品、健康関連グッズ販売の為の仕入れ方法②

~個人経営店(個人事業者・法人)の商品仕入れの疑問に返答~

今回のテーマではパーソナルジムや整体・接骨院などの施設運営+αとして物販も今後検討を考えている方向けのスポーツ用品、健康関連グッズの仕入に関しての疑問についての回答を記載していきます。

Q パーソナルジム(マイクロジム)をマンションの一室を借りてスタートしたいと考えています。初期投資として最低限のトレーニングツールの購入に加えて飲料水やサプリメントの販売もしていきたいのですが物販を成功させている事例はありますか?

A 仕入取引の方法については前回のコラムで掲載しているので参考にして頂き、御質問にあった物販の成功事例について記載します。

まず、最初に考えて頂きたいのは「商品の取り扱いの目的は何でしょうか? 」ということです。

答えはお客様の満足度向上と客単価の向上ではないでしょうか?

時間単位での金額設定の場合、例えば
1時間2万円×5人=10万円×20日 → 月200万円
月会費10万円(20名限定) → 月200万円
など、それなりの費用を頂くわけですから当然品質の良いサービスを提供し続けなければいけません。

ここで重要なのが、商品(サービス提供者)が人である為に代替えがきかないという点です。

この課題を克服するのにはサービスの均一化(フランチャイズ制度の導入やプレイヤーではなく経営者になる)する、もしくは既存の仕組に新たな課金ポイントをつくることが必要になります。

ただ、パーソナルジムの場合は高品質のサービス提供とお客様との信頼関係の上に成り立っているのでサービスの均一化は非常に難しい。
※この選択をしてしまうとゼロベースで新たに立ち上げる必要があります。

そうなると必然的に現在の仕組みの中で新たな課金ポイントをつくる必要があります。

その方法論で一番トライしやすいのが物販事業です。

物販事業の取り組みに必要な商品選びのコツと方法論

①商品に関しての知識がある、愛用している商品である。
※自身が使っていることがお客様によって何よりのブランディングになります。

②消耗品、リピート商品である。
※サプリメント、飲料水など定期的に購入出来るものを選ぶ

③トレーニングメニューとの関連性がある。
※トレーニング効果を上げるものや補完するものを選ぶ

④イベントを仕掛ける。
※トレーニングプログラムに商品を加えることで設定金額を上げる。

⑤フォローする。
※通えなくなったお客様にも商品(通販など)を通じてサービスを御利用頂く

物販事業を新たに組み込むことで
同様のサービスで設定金額を上げることが出来る。
また、消耗品であればお客様が離れない限りサービスを購入してもらえる。
転勤などで通えなくなった人へも販売通じてコミュニケーションが可能。

物販事業は人の時間に左右されることがないので、接骨院店舗経営からスタートして今では物販事業だけで1億円近い売上げをだしている会社もあります。

物販事業で利益を上げることで、その資金を新しいマシンの導入、集客やスタッフの育成費にも投資可能です。

その結果、今以上にお客様に提供できるサービスの質を向上させて満足して頂く形を目指してはいかがでしょうか?

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この記事の著者

朝倉 新

朝倉 新

株式会社Keep up 代表取締役
一般社団法人アスリートエール理事

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