- 2015-4-15
- コラム
~ストレッチで美身体を実現~
心と体を動かす芙悠子の簡単ストレッチコラム
こんにちは、ストレッチインストラクターの片山芙悠子です。
本日もみなさんがお持ちのカラダの「疑問」を解決し、「予防法」をストレッチを交えながらお伝えしていきます。
NO.2 「寝ても疲れが取れない!」
4月になり新しい生活、環境がスタートした方も多いと思います。
最初は気が張っているので感じない心身の疲れ。でもそろそろ出てくる時期ではないでしょうか??
その日々の疲れを取るのに人間欠かせないは「睡眠」です。
でも、「寝てるのに疲れが取れない!」むしろ「寝たらもっと身体が重たくなった!」そんな方、いらっしゃいませんか??
せっかく寝るなら質の良い睡眠を取ってスッキリ目覚めたいものですね。
本日は「質の良い睡眠」に着目していきます。
Qそもそもどうして睡眠が必要なの??
人間誰でも生まれてから今まで当たり前のようにとっている睡眠。
でもどうして睡眠が必要なのでしょうか??
1番の理由は、起きている間に使った脳と身体を休ませて溜まった疲れを回復させるためです。
身体をあまり動かさない方でも脳は活発に働いているのです。身体の疲れは横になって休めばある程度回復しても、脳は私たちが目を覚ましている限り休むことは出来ません。
他にも、ストレスを解消する効果もあります。よく「一晩寝たら嫌なことを忘れちゃった!」なんて言う人周りにいませんか??私もそのうちの一人です!
睡眠はストレス解消法の一つでもあるのですね。
Q質の良い睡眠をとるためには??
●入浴●
質の良い睡眠にするためには「就寝前の入浴」がとても大切です。
入浴が快眠に良いという話はよく聞きますが、ではどうしてでしょう?
それは脳の温度に秘密があるのです。
眠りにつく1~2時間前の脳の温度の下がり方が急であればあるほど寝つきがよく深い睡眠になるのです。入浴をして脳の温度を上げることでそのあと温度の急降下が起き質の良い眠りに繋がります。
つまり入浴のタイミングはおよそ就寝2時間前が最も効果的ですね!
お湯の温度や浸かる時間は個人差があるので無理せず自分にあったスタイルを見つけていきましょう。
●就寝前の呼吸法と簡単ストレッチ●
深い呼吸とストレッチは自律神経を整え、副交感神経を優位にさせる働きがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経の二つの神経から成り立っています。
交感神経は活動しているときや緊張しているとき、またストレス状態にある時に優位になります。
一方、副交感神経は休息やリラックス状態にある時、また睡眠中に優位になります。
つまり質の良い睡眠をするためにはこの副交感神経が働くことが大切ですね。
この交感神経と副交感神経の2つのバランスを保つことが健康のカギとなるのですが、緊張することや悩みごとが多かったりすることで交感神経の方が優位になりやすいのも事実。
とは言っても自律神経は私たちの意思とは無関係に動いているので意識で交感神経を抑えようとしても出来ません。でも1つだけ可能に出来るものがあるのです。
それが「呼吸」なのです。呼吸の中でも腹式呼吸をしていきましょう。
~腹式呼吸~
•鼻から大きく息を吸ってお腹を大きく膨らませます。
•吐く息でお腹を凹ませていきます。
これを10回ほど行っていきましょう。
特に息を吐くときに副交感神経が強く働くので吐く息はゆっくりと、そして大きく。
吐く息を意識的にゆっくりとすればするほど、自律神経を刺激し副交感神経が優位になり身体をリラックスさせることが来ますよ。
~首横ストレッチ~
ゆっくり横に頭を傾けていきます。
このとき反対の肩は上がらないように下に下げることを意識しましょう。
首の横側が伸びてくるのを感じ、3回呼吸をしていきます。
先ほどお伝えした呼吸法と共に行ってみてくださいね。
いかがでしたでしょうか??
質の良い睡眠を得るためには日々の生活習慣がとっても大切です。
朝スッキリ目覚めてまた元気な1日を送れるように、是非実践してみてくださいね。
プロフィール
片山芙悠子(かたやまふゆこ)
北海道函館市出身。玉川大学文学部比較文化学科卒業。
幼少期に母と観たミュージカルをきっかけに舞台女優に憧れを抱き、3歳からJAZZダンス、7歳から器械体操を習う。大学時代からミュージカル部に所属。大学卒業後、一般社団法人映画演劇文化協会ミュージカルアカデミーのオーディションに合格し、01期生として更に歌、ダンス、芝居の稽古を積む。これら演劇・舞踊等の経験を通し、自分の身体と向き合うことで「健康」に対しての関心が高まり、卒業後はスポーツ業界へ転身。ストレッチトレーナーとして活動を開始し、クライアントの理想の身体づくり、スポーツパフォーマンスアップ向上等に貢献する。
2014年WKPA協会認定ピラティスインストラクター資格取得。現在、ストレッチインストラクター、ピラティスインストラクター、子供向けダンス講師等として活動の幅を広めている。
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